2024年04月19日 1面
公明党の谷合正明参院幹事長は17日夜、BS―TBSの番組「報道1930」に出演し、自民党派閥の政治資金問題を受けた再発防止策に関して「公明党として、政治資金収支報告書のデジタル化(オンライン提出)の義務付けを提案している。資金の流れを透明化する意味で重要な改革だ」との見解を示した。
谷合氏は、収支報告書のデジタル化を進めることで「いろいろなデータが検索できるような仕組みを作っていかないといけない。インフラが整えば、第三者機関によるチェックや外部監査も充実していく」と説明した。
また、再発防止策として最も重視しているのは罰則の強化だと力説。議員が政党から受け取る「政策活動費」の使途公開も、「与野党協議の議論の対象になる」との考えを示した。