昨日は岡山県和気町の町議選の告示があり、出陣式第一声に駆けつけました。
午後は岡山大学医学部を訪れ、がん緩和ケアについての諸課題を勉強してまいりました。日本緩和医療学会の会長でもある田中紀章教授および松岡順治医局長より、医療麻薬のモルヒネの普及、在宅緩和ケアへの移行、緩和医療チームの養成についての重要性と課題について教えていただきました。チーム医療にあたっては、特に医師側が看護や薬剤専門家への理解(上下関係の意識を変える)を深めることが大事であると指摘されていたことが、印象に残りました。
その後、法テラス(日本司法支援センター)岡山事務所を訪れ、昨年10月にスタートした同制度の普及状況や課題について、佐藤事務局長からお話を伺いました。この施設は、法的トラブル解決のための情報などを無料提供する窓口です。相談内容は金銭関係(29%)、離婚関係(20%)、架空請求を含む契約関係(10%)が主なものですがこれは全国的な傾向だそうです。今後は、窓口対応の担当者(消費生活アドバイザーや司法書士など)に対する研修制度の実施や、民事法律扶助業務の対象となる相談者の資力基準の見直しなどが挙げられるとのことでした。
がん緩和ケアの推進も法テラスの充実も公明党の統一選挙の重点政策であります。地方議員の皆さんともしっかりと連携して取り組んでいきたいと思います。
(谷あい)
【ブログ】がん緩和ケアならびに法テラスの課題をさぐる