「ヤング・ジョブ・ミーティング」の様子です。今日の夜(というか昨日)、開催されたものですが、若者の仕事に対する生の声を聞けてよかったです。バイト、派遣で仕事していても、それは正社員の中途採用では一切評価してくれない。家族を養っているが将来の不安を感じる。自営業では健康診断を受ける機会がない。失業保険が欲しい時にもらえない。会社が12月に倒産する。等々。
倒産、失業保険といえば、自分も同じ苦しみを味わってきました。
私が入社した年、確か、9月と10月の給料が遅配。もう会社がやばいなと思っていたら、社長から業績悪化で解雇するとの通告。解雇はいいけど、給料払えよと思いながら、就職活動をしました。翌年の1月に再就職を果たしたのですが、遅配2ヶ月(結局支払われず)、無職期間2ヶ月、1月の給料は月末だから、結局半年近く、お金がありませんでした。
就職活動しようにも、交通費を計算しながら動くしかありませんでした。国民年金を払えるような余裕はないし。だから失業保険給付は本当に助かりました。社会のセーフティーネットがありがたいと感謝しました。しかし、保険は手続き上、タイムラグがあるので、必要な時にもらえないという制度の問題もその時、知りました。
正直、2度とこういう経験はしたくないと思いました。しかし、サラリーマンで仕事が倒産あるいは解雇された経験のある国会議員は少ないんではないでしょうか。若年雇用の問題に取り組む今となっては、意味のある経験だったと思います。
会合後、遠山議員と鰐淵議員(この写真には写っていませんが・・・)とともに新宿歌舞伎町のネットカフェを何箇所か視察しました。
さて、明日も朝一番の飛行機で岡山に舞い戻ります。
(谷あい)
わたし解雇されたことがあるんです