午前中、骨太の方針2008の素案について党内論議があった。
「若者」をターゲットにした支援策が随所に見られるが、一切、年齢の概念が示されていない。近年はニート・フリーターの年長化が問題になっていて、雇用対策や少子化対策を講じていく上でも、35歳から40歳ぐらいの団塊ジュニアの世代もターゲットにしていくことを明らかにしていくべきだと申し上げた。当然、新雇用戦略などの施策はこの世代をもターゲットにしているのだが、一般にフリーター対策は35歳まで、「青少年育成施策大綱」は30歳までをターゲットにしていて、バラツキが生じている。そのことを指摘した。
さて、骨太の方針をめくっていくと驚いた。
「低炭素社会の構築」という章には、具体的手段として、青年局が先日福田総理に申し入れた「エコポイント」や「カーボンオフセット」の普及が記述されていた。さらに、7月7日を「クールアース・デー」とし、国民運動として取り組むことが示されていた。骨太の方針に掲げられると、来年度以降の予算に重点項目として反映されることになる。
本年2月に私のブログで提案したことから始まった「クールアース・デー」は、なんと骨太の方針にまで登場するようになりました!自分自身、大変驚いています。
さらに、このクールアース・デーは来月には閣議決定される予定だ。閣議決定された記念日には終戦記念日などがあるが、クールアース・デーも同じ位置づけとなる。
環境省に確認したが、クールアース・デーという名前をサミットイベントや政府広報で徹底するようにと、総理と環境大臣からすでに指示が出ているとのことだった。
(谷あい)
骨太の方針に「クールアース・デー」が登場!