谷合正明参院議員は4月10日、ジビエ料理の普及拡大と野生鳥獣被害の減少や地域の活性化を目指している「日本ジビエ振興協議会」の研修会に参加し、あいさつをしました。以下、公明新聞記事を転載します。
(岡山事務所)
あいさつする谷合氏=10日 都内
野生動物の食肉活用
谷合氏 ジビエ研修会で強調
公明党野生動物被害対策プロジェクトチームの谷合正明座長(参院議員)は10日、日本ジビエ振興協議会が都内で開いた研修会に参加し、あいさつした。ジビエとは、捕獲したシカやイノシシなどの野生動物を食肉として活用すること。ジビエに取り組む企業や自治体などが参加した。
谷合氏は、先月の参院予算委員会でジビエについて質問した際に田村憲久厚生労働相から、野生動物の食肉利用に関する衛生ガイドライン(指針)を作ると明言された点を報告。その上で「今秋の狩猟期までには、ガイドラインを国から示せるようにすべき」とし、「消費者に信頼され、ジビエ振興につながる内容にするのが重要」と述べた。
ガイドライン策定の論点に関して厚労省担当者は「野生動物を食肉処理場で解体し、何らかの異常があった場合の対応や、捕獲現場での適切な処理方法などがある」と説明。すでに独自のガイドラインを作っている、ジビエが盛んな都道府県と内容を調整しながら策定していく考えを述べた。
(公明新聞:2014年4月11日(金)付より転載)