2023年06月22日 2面
自民、公明の与党議員でつくる「法の支配を推進するため、司法外交を展開する議員連盟」は21日、法務省で斎藤健法相に対し、司法外交推進のための施策強化を求める提言を申し入れた。公明党から谷合正明参院幹事長らが同席した。
提言では、日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)の友好協力が今年で50周年を迎えることに触れ、ASEANとの結束を強化し、グローバル・サウスの国々などにも広く司法外交を展開する必要性を強調。その上で法の支配に基づく国際秩序を守るため、日本がリーダーシップを発揮して対応するよう訴えた。
斎藤法相は「貴重な提言だ」と述べ、検討していく考えを示した。