今日は岡山県瀬戸内市にある国立ハンセン病療養所邑久光明園を訪れ、同園の入所自治会の屋会長とまた隣接する長島愛生園の高瀬会長から要望を受けた。瀬戸内海に浮かぶ島にあるこれらの施設にはかつて橋はかかっていなかった。
全国の13カ所の国立療養所には2800人の入所者がいるが毎年200名近く亡くなっている。入所者は生活環境や医療について、「社会の中で生活するのと遜色のない水準」を切に望んでいる。熊本地裁の控訴断念でハンセン病問題は大きく解決したかに見えたが、その後も高齢化や医療体制への不安がつのっていることが分かった。帰り際、一人の入所者の方の人生体験記を読む。感涙。以下の写真は園内放送で入所者へ向けて激励の挨拶をさせていただいたもの。
夜は、倉敷に移動。車中で公明新聞の啓蒙をする。公明新聞愛読者大会に出席。挨拶の中で、公明党の青年局長は誰かご存じでしょうかと自虐的に尋ねてみたが、皆さん知っていただいて一安心。がんばります。
(谷あい)
【ブログ】ハンセン病療養所を訪れる