谷合正明参院議員が出席した党の核廃絶推進委員会の会議の模様が、このたび公明新聞に掲載されましたので、転載します。
核兵器なき社会実現へ
即時発射態勢 解除せよ
党核廃絶委で米専門家
公明党の核廃絶推進委員会(浜田昌良座長=参院議員)は28日、参院議員会館で会合を開き、米国の科学者らでつくる「憂慮する科学者同盟」(UCS)のグレゴリー・カラキー上級アナリストの講演を聞いた。
カラキー氏は、核兵器廃絶への第一歩として、米国が大陸間弾道ミサイル(ICBM)即時発射の警戒態勢を解除するよう提案。過去に警戒システムが何度も誤報を発し、「意図せず核戦争を引き起こす可能性をはらんでいた」と警戒態勢を維持する危険性を指摘した上で、実現には「日本の協力が必要」と訴えた。
講演に先立ち山口那津男代表は、「日本は唯一の被爆国として、核兵器のない社会実現のために足跡を記したい」とあいさつした。
(公明新聞:2014年10月30日(木)付より転載)