【No.71 2011年1月14日】
《 再改造内閣が発足したけれども 》
皆さん、こんにちは。谷合正明です。
12月31日から1月1日にかけて、鳥取、島根で記録的な豪雪となり、地域の生活に深刻な影響を与えました。被害にあわれた皆様、心よりお見舞い申し上げます。
今後、農林水産被害に対する激甚災害の指定、特別交付税などの財政支援、また国道の急勾配区間における融雪装置の整備、国県市町村の情報連携などの課題に取り組んでまいります。
さらに国道9号だけに依存しないよう山陰道を早期に整備していくことが大事ですが、公明党も国と地方が連携しながら進めてまいります。
昨日まで、私は高知市、出雲市、松江市、福山市で開催された公明党の「新春の集い」に出席してきました。明日以降も鳥取、岡山、広島にまいります。会合では、国政や地方政治に対する公明党の訴えがあります。
本日、再改造内閣が発表されましたが、責任閣僚の交代は当然です。本質は閣僚が変わることでなく、総理自身が変わったのかどうかです。
今回も身内の西岡議長がいさめなければ、官房長官を変えなかった公算があります。これではダメです。脱線しますが、世間では「菅直人」より「伊達直人」の方が共感を呼んでいます。
今後は通常国会での予算審議が重要な論戦になります。その平成23年度予算案は、「財政破綻を招きかねない路線を続け、マニフェストとかい離している」(山口代表)というものです。
予算案は92兆円ですが、税収が40兆円に対し公債が44兆円と、2年続けて公債が税収を上回る異例の予算組になっています。民主党マニフェストでは事業仕分けなどで、23年度は12.6兆円確保できるとしていたのに、3.6兆円しかねん出できなかったのです。
日本の未来に責任をもって、1月24日からの国会論戦に挑んでまいります。
さて、明日から大学入試センター試験。受験生の皆さん、ご家族の皆さん、がんばってください。
(谷あい)