2024年06月22日 2面    第213通常国会が事実上閉幕した21日、公明党の山口那津男代表は、国会内の参院公明党控室で岸田文雄首相らの表敬を受けた。  岸田首相は、自民党派閥の政治資金問題を巡る対応が最大の焦点となった今国会について「大変厳しい、苦しい国会だった」と振り返った上で、「公明党の皆さんのお力添えのおかげで、こうして会期末を迎えることができた。心から感謝申し上げます」と述べた。参院公明党の西田実仁会長、谷合正明幹事長、竹谷とし子国会対策委員長らが同席した。  これに先立ち、岸田

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2024年06月21日 2面  公明党社会的孤立防止対策本部(本部長=谷合正明参院幹事長)は20日、ヒアリングフレイル(聴覚機能の衰え)対策を巡って、聴脳科学総合研究所の中石真一路所長と東京都豊島区の担当者を講師に招いたオンライン会議を開いた。同対策本部の山本香苗総合本部長代理と竹内真二事務局長の両参院議員が、参院議員会館から参加した。  冒頭、山本氏は「ヒアリングフレイル対策を社会的孤立、認知症予防の観点からも進めたい」とあいさつした。  中石氏は、認知症になり得る原因のうち、難聴は対処可能な

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2024年06月20日 1面  自民党派閥の政治資金問題の再発防止に向け、同党が提出した改正政治資金規正法が19日の参院本会議で、自民、公明両党の賛成多数で可決、成立した。立憲民主党、日本維新の会など野党各党は反対した。改正法は、議員の責任・罰則の強化と政治資金の透明性向上が柱。公明党が「政治改革ビジョン」を掲げ、訴えてきた内容が全面的に反映された。  改正法では、不正に対する抑止力を高めるため、会計責任者だけでなく議員本人も責任を負う、いわゆる「連座制」を強化。政治団体の代表者(議員)に収支報

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2024年06月19日 1面   政策活動費 第三者機関がチェック  公明党の山口那津男代表は18日午前、国会内で記者会見し、自民党派閥の政治資金問題を受け、同党が提出した政治資金規正法改正案に盛り込まれた、いわゆる「連座制」の強化と政治資金を監督する第三者機関の設置について「公明党として強く重視している。確実な成立を期し、成立後、施行に向けて精力的に取り組んでいきたい」と強調した。山口代表の発言は大要、次の通り。  【政規法改正】  一、(「連座制」の強化について)今回の改正案の最大の眼目は、

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2024年06月17日 2面  公明党の北側一雄副代表は14日、都内で開かれた日本ローカルネットワークシステム協同組合連合会(迫慎二会長)の通常総会に出席し、あいさつした。  北側副代表は、適時適切に物資を運ぶトラック業が日本経済を支えていると強調。人手不足など業界の現状を念頭に「物流の効率化をどう進めていくかが課題になっている」と指摘した。  その上で、トラック運転手の不足で物流の停滞が懸念される「2024年問題」の対策を盛り込んだ物流関連法が今通常国会で成立したことなどを報告。今後も、現場の

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